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Part 4: 待たずに済ませる ― 非同期処理の判断
「後でやる」という設計判断は、どんなリスクを引き受けているか
同期処理は理解しやすい。上から下へ、順番に実行される。 しかし本番環境では、外部 API が遅い、処理が重い、失敗するかもしれない ― そうした現実と向き合う必要があります。
「後でやる」を選んだ瞬間、新しい問題が生まれます。 いつやるのか。失敗したらどうするのか。同じものが2回来たらどうするのか。
この Part では、LIBOT の非同期処理設計を読みながら、「後でやる」判断の裏にある制約とトレードオフを学びます。
チャプター一覧
| Ch | テーマ | 内容 |
|---|---|---|
| 4.1 | 同期 vs Queue | 同期送信のリスク、Queue 化だけでは不十分 |
| 4.2 | キューという仕組み | 受理と処理の分離、リトライ設計、冪等性 |
| 4.3 | バッチチャンク | 10万件を分割する判断、障害の局所化 |
| 4.4 | failed() メソッド | 失敗に気づく仕組み、可観測性 |