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LIBOTとは何か
LINE の向こう側にあるもの
あなたが LINE で友だち追加したお店や企業のアカウント ― そこから届くメッセージ、クーポン、予約確認。 裏側では、それを管理するシステムが動いています。
LIBOT は、そうした LINE 公式アカウントの運用を支える SaaS プラットフォームです。
| 機能 | 裏側で起きていること |
|---|---|
| メッセージ配信 | ユーザーのセグメント分け → Queue に積む → LINE API に送信 |
| Webhook 受信 | LINE からのイベントを受け取り → 署名検証 → イベント種別ごとに処理 |
| 予約管理 | LIFF アプリ → バリデーション → DB 保存 → 確認メッセージ送信 |
| シナリオ実行 | トリガー条件評価 → ステップ実行 → 分岐判断 → アクション |
| リッチメニュー | 画像生成 → LINE API に登録 → ユーザーごとに切り替え |
想像してみよう
あなたがこのシステムを作るとしたら、何が必要でしょうか。
- LINE からのリクエストが本物かどうか、どう確認する?
- 10 万人に同時にメッセージを送るとき、1 人ずつ順番に送る?
- 外部 API が落ちたとき、あなたのシステムも一緒に止まる?
- ユーザーの入力をそのまま信じて DB に保存していい?
この教材では、これらの問いに対する LIBOT の現時点での答え を見ていきます。
「現時点での」と書いたのは意図的です。完璧な答えがあるわけではありません。 動いてはいるが改善余地のあるコード、歴史的経緯で残っているコード、 そして設計判断として積極的に擁護できるコード ― すべてが混在しています。
それが本番環境の現実です。
技術スタック
| 層 | 選択 |
|---|---|
| バックエンド | Laravel 12 (PHP) |
| フロントエンド | Vue 3 + Inertia v2 |
| スタイリング | Tailwind CSS |
| データベース | MySQL |
| キャッシュ | Redis (ElastiCache) |
| ストレージ | Amazon S3 |
| キュー | Laravel Queue (Redis) |
| 外部 API | LINE Messaging API, LINE Login, OpenAI, Google Gemini |
Laravel と Vue を知らなくても、コードの流れは追えます。 この教材が問うのは「フレームワークの使い方」ではなく「設計の判断」だからです。
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次の Chapter 0.2: サンドイッチ・ワークフロー では、 AI にコードを書かせて「判断の難しさ」を体感します。